うつら・うつら

休日ニートの通勤ブログ

子育ては天国と地獄

独身自体、あれは確か岡田斗司夫のニコ生放送だったか「結婚はともかく、子育てをしてこなかった人の発言は薄い」みたいな、生涯独身者を小馬鹿にするような言い回しを聞いた事があった。

なにをコノヤロー、愛人だらけのくせに偉そうに社会道徳語りやがって、と顔を真っ赤にしたかといえば、そうでもなく、ふーん。そんなものかね。といった感想だったのだけれど。

 

時は流れて自分も父になり早6ヶ月。

あぁ確かにこれを体験せず歳を取ったら、まったく違う自分になっているだろう事が想像に難しくない。

否、正確には体験しなかったらあのまま変わらずにいただろうけど、子育てをしていると変わらざるを得なくなるのだ。

 

この土日は子供が初めて風邪を引いてしまい、看病で終わったが、病気の子供を看てる親の気持ちは筆舌に尽くしがたい。

子育ては「金がかかる」とかクソどうでも良いデメリットばかり槍玉にあがるけど、本当のメリットは帰宅して俺の顔を見るだけで笑ってくれる事や、妻と俺の抱っこじゃないと安心して寝ない事や、子供という存在そのものだ。

 

そして本当のデメリットとは自分がかつて親にとってそうであったように、違う人間と住むという、自分の思い通りにいかない歯痒さだ。

 

今はまだ小さいから親が我慢をすれば良いけど、子供が10、15と歳を経ればそうもいかなくなってくるだろう。 

その時の大変さは今とはまた別物で、その時になったらまた俺自身も変わっていくのだろうなー。